ページの先頭へ
福井の女性の今を発信するメディアサイト / 【企画・運営】福井新聞社

one woman

お知らせ

【参加レポート】高校生×早稲田生 国際交流ワークショップ

「日常に潜むモヤモヤ」から、社会の「当たり前」を問い直す――。

11月8日(土)・9日(日)の両日にわたり開催された、高校生と早稲田大学生による国際交流ワークショップ第2弾に、ゲストとして参加させていただきました。

「ジェンダー」をテーマに、現役大学生と高校生がフラットに語り合う本イベント。福井県幸福実感ディレクターの飛田さん、そして早稲田大学4年生の中垣内さんよりお声がけいただき、世代や立場を越えた対話の場に身を置く貴重な機会となりました。

県民エピソードから、自身のバイアスに向き合う

ワークショップでは、まず早稲田大学の教授に、実際に大学で教えている講義を短くしたオンラインミニ講義を行っていただきました。

そして、one woman PROJECTとコラボした時間では、昨年のプロジェクトで集められたリアルなエピソードをもとに議論を深めました。なかでも参加者の関心を集めたのは、ある30代女性が寄せた「ノーメイクへの違和感」に関する気づきです。

「街中でノーメイクの女性を見かけ、違和感を覚えた自分自身に驚いた。女性にとってメイクは必須の身だしなみという固定概念を持っていたが、ではなぜ男性はしなくていいのか? 女性は常に綺麗で見られなければならないのか? 自らのバイアスに気づいた時、物事を多角的に考えるきっかけになった」

このエピソードによって、「なぜ私たちはメイクをするのか」という話で盛り上がりました。

「当たり前」の境界線を越えて

「肌に何かを塗ることに抵抗がある」「公の場に出る時のマナー」「自分の気分を上げるため」――。 参加者からは、メイクに対する多様な想いが溢れ出しました。

日本では、中高時代まではメイクが禁じられている一方で、大学生や社会人になった途端に「身だしなみとしてのメイク」が当然視される傾向があります。しかし、海外出身の早稲田大学生からは「海外ではノーメイクもごく一般的。メイクの有無に関わらず、皆がそれぞれのファッションを楽しんでいる」という視点が提示されました。

昨今では男性のメイクも広がりを見せていますが、大切なのは「メイクをする・しない」という選択が社会から強いられるのではなく、誰もが自分自身の意思で決定できる社会であること。その重要性を改めて再確認する時間となりました。

言語化することで見えてくる、新しい自分

自分はどうしてそう感じたのか。その違和感の正体は何なのか。 自らの思考を丁寧に言語化するプロセスは、自身の内面と向き合う豊かで贅沢な体験だと改めて感じました。何より、どのような意見も否定せず、誰もが話しやすい空気を作り上げていた早稲田大学生の皆さんの真摯な姿勢がとても素敵でした!

今回のワークショップを通じて得た視点を大切に、今後もこのようなコラボレーションの場に参加できると嬉しいです。

ご一緒させていただいた皆様、気づきに満ちた時間を本当にありがとうございました!

一覧にもどる