
福井県立大学 看護福祉学部 社会福祉学科
塚本利幸 教授
<Profile>
専門は社会学・社会調査。三世代同居や、共働き率と合計特殊出生率の高さなど全国的に珍しい特徴を持つ福井県について研究している。
日本ジェンダー学会・関西社会学会・環境社会学会会員。
視点を変えた先にある、福井ならではの暮らしやすさ。
〝日本は、146ヶ国中118位〞。2024年に世界経済フォーラムが発表した、男女の違いにより生じる格差を示すジェンダーギャップ指数の結果です。地方では、多様な価値観を求める女性が都会へ移り住む傾向にあり、人口減少問題とも深く関わっています。子どもを産む可能性がある女性が地方から減り続けることは、将来的にも大きな影響を及ぼします。〝男女ともに自分らしく生きられる社会〞は、福井にとっても大切な課題なのです。

福井県は共働き率が全国的に高く、三世代同居の割合は全国平均の約2倍。最近では、そこから進化する形で、親世代と車で行き来可能な距離で暮らす〝近居スタイル〞が増え、程よい距離感で助け合える関係性が育まれています。つまり三世代【 A 】は見方を変えると、女性が働きながら家族や地域の支えを得られる仕組みにつながっているプロセスともいえます。「三世代【 A 】なんて無理。そもそも、そばに住むという同居を起点とした考え方はNG」という考え方があるとしたら、そこには〝無意識の思い込み〞がひそんでいるかもしれません。
〝無意識の思い込み〞に気づくと、視点が少し変わり、新たな気づきが生まれ、お互いが歩み寄るきっかけになりえます。その積み重ねがより生きやすく、暮らしやすい社会をつくる一歩になるのではないでしょうか。
取材・執筆:石原藍
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