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one woman

インタビュー

あの時、ふみ出させてくれたのは【1】佐橋嬉香さん

今、自分らしく生きている、その始まりのキーワード。あの時、背中を押してくれた、あの人の言葉や存在について語ってもらいました。

■背中を押してくれた「言葉」

「素のままで十分通用します」

■そして私はこう思った

『自分の感性を信じて言葉にすればいい』

佐橋嬉香さん

 アナウンサーは中立の立場で物事を伝えることが当たり前なので、入社当時は「自分の意見は言ってはいけない」と思い込んでいました。その意識が強くなりすぎて、どんどん自分の意見を伝えることが怖くなる中で、上司から置き手紙をもらいました。

 技術的なアドバイスの最後に、「自分の個性を信じること。佐橋は来のままで十分通用します」とあり、読んだ瞬間、心が軽くなりました。自分の感性を信じていいと思えたことで、少しずつ肩の力が抜けていきました。今はフリーのアナウンサーとして活動しているのですが、自由度が高く、より自分らしさが求められる中、迷った時は手紙の言葉を思い出しています。私がアナウンサーを志した理由は、「自分の言葉で誰かの背中を押したい」という子どもの頃から抱いていた思いです。

 福井は人との距離が近く、良くも悪くも周りの目を気にしがちですが、相手の話を否定せず受け止め合える空気が広がれば、自分らしく生きやすくなるのではないでしょうか。これからも相手の話に耳を傾け、誰かの選択肢をそっと広げられるような言葉を届けていきたいです。


佐橋嬉香さん

フリーアナウンサー

愛知県名古屋市出身。福井市在住。立教大学卒業。2019年、福井テレビジョン放送に入社し、アナウンサーとして報道・取材リポートを担当。2024年3月、退社しフリーアナウンサーに。現在、FM福井の番組バーソナリティや司会など、さまざまな活動を行う。

撮影場所/福井駅西口 恐竜広場

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