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one woman

Oneな、わたし。
ご機嫌は自分で取る、私らしいリセットのかたち。

MURATA GROUP 水谷来夢さん

笑顔が印象的な水谷さんは、あわら市にある越前カントリークラブで受付業務を行なっています。

お客様が気持ちよくゴルフを楽しめるために、いつも明るい対応で細やかな気遣いをしている水谷さん。そこには毎日を新しい気持ちで臨むためのささやかな習慣がありました。

手元から、理想の大人を目指す。

越前カントリークラブで受付の仕事をするようになってから、お客様と直接対面で接する機会が増えました。受付では手元で操作することも多く、自然とお客様の視線が手元に向かう場面も多くなります。実際に、品のある指先や丁寧にケアされた手元のお客様に触れる機会も多く、「私もこんなふうに年を重ねたい」と憧れを抱くようになりました。

それからは、ハンドクリームで手をケアしたり、セルフネイルをしたりすることが日課に。手元が彩られると、自然と気持ちも前向きになり、気分も上がります!忙しい日々の中で、ハンドケアは自分を整える大事な時間。季節によって使うアイテムを変えるのも楽しみの一つです。小さな積み重ねですが、いつか理想の自分に近づいていくといいなと思っています。

家に帰るまでの30分で気持ちをリセット。

勤務を終えるのはだいたい夕方6時半ごろ。車で家に向かう約30分の帰り道は、私にとって仕事モードから生活モードに切り替える大切な時間。お気に入りの音楽をかけて、大きな声で歌うのが日課です。仕事でうまくいかなかった日があっても、不機嫌なまま家に帰りたくない。そんな時こそ、音楽の力でリセットするようにしています。

帰宅後は料理をすることも多く、和洋中問わず、食べたいと思ったらどんなレシピでも調べて作ります。魚をさばくのも好きですし、新しい料理に挑戦するのもワクワクしますね。調味料や盛り付けにも自分なりのこだわりを持つようになり、おいしくできたときは、それだけで一日が報われた気持ちになります。

朝のひとりカラオケで自分と向き合う。

休日はシフト制で週に2日ほど。朝の時間を有効活用したくて、早起きできた日はひとりカラオケに出かけます。朝の時間帯は料金もお得で、気兼ねなく好きな歌を思いきり歌えるのが魅力なんです。昔から歌うことが大好きで、家でも職場でも、ふとした瞬間に口ずさんでいることも。歌うことは私にとってストレス発散であり、前向きな気持ちを保つお守りのような存在。

歌詞に自分の気持ちを重ねてみたり、昔好きだった曲に励まされたり、気分に合わせて選曲を変えるのも楽しいです。社会人になって3年目。まだ将来のことはぼんやりしていますが、5年後も10年後も、今のように自分で自分の機嫌をとりながら、心に余裕を持って日々を過ごせていたらいいなと思っています。


水谷来夢さんのお仕事はこちら

編集後記

インタビュー中、常に明るい笑顔が印象的だった水谷さん。受付の仕事の笑顔の裏には、いつも前向きに仕事と向き合うための日々の積み重ねがあることがわかりました。

取材・執筆 石原 藍

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