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one woman

インタビュー

oneのものがたり。【3】

福井の地で、志す道を自分らしく歩んでいる人たちは、どうやって現状を切りひらいたのか。無意識の思い込みをどうやって乗り越えたのか。歩んできた道とこれから目指す道とは―――。

失敗も、間違いも、全部成功になる。「肩書きは自分」の人生。

大川 はるなさん

 人生の大きなひとつの目標として、「職業 大川はるな」という肩書きを掲げています。フリーのタレントとして活動していますが、歌うことも絵を描くことも好きで、どんなカタチで表現しても職業が変わるわけではなく「大川はるな」が根本にある。生きる軸は自分の中にあるから。そこに失敗も間違いもなく、楽しみながら全部成功になるような人生を実験している感じです。

 中学生のとき、私は自分の中の理想と現実のギャップに苦しみ不登校になりました。将来はいい大学に入って就職してって考えていたので「もう人生終わりだ」と思ったけれど、逆にその経験をしたことでそれまでの「こうあるべき」という概念が全部取り払われました。高校進学後はもともと人前で話すことが好きだったので、県のイベントでMCにチャレンジしました。それを見ていたラジオやテレビ局の方に声をかけていただき、卒業後はフリータレントとして活動しています。

 不登校時に心配してくれた親戚や知人も、今はあたたかく応援してくれています。福井県民のお節介さは愛すべき魅力です。みんなが、面白がりながら自分の力に変えていけたらハッピーだと思います。


大川 はるなさん

フリータレント

2001年生まれ。リボーター、モデル、イベントMC、ナレーションなど幅広く活躍。テレビ・ラジオで多くのレギュラー番組を持つ。中学で不登校を経験し、「現役不登校生が語る講演会」を自主開催。高校では福井県公式キャラ「Juratic」のステージMCはるなお姉さんとして活躍した。

撮影場所/福井市 福井城址

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