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福井の女性の今を発信するメディアサイト / 【企画・運営】福井新聞社

one woman

【確認用】Oneな、わたし。
家族とつくる、私の暮らしのリズム。

株式会社福井銀行 山田亜矢子さん

福井銀行の経営企画グループで働く山田亜矢子さんは、若手行員の育成や研修の企画運営を担当しています。

プライベートでは二児の母として、家事や育児に奮闘する毎日。忙しい中でも家族との時間を大切にしながら、自分自身を労わる工夫についてお話を伺いました。

家族の連携が支える、忙しい平日

平日は、仕事の予定が立て込んで帰宅が遅くなることもありますが、家族の協力があってこそ、日々を乗り越えられています。わが家は、夫と義理の両親、そして子ども2人の6人家族。結婚して以来、義父母と同居しているのですが、この環境が、今の私の働き方を支えてくれていると感じます。平日の食事は義母が担当してくれていて、私は「据え膳」の状態。だからこそ週末は「ちゃんと作ってあげよう」という気持ちになれるし、料理も“義務”ではなく“楽しみ”として取り組めています。

仕事の予定が立て込むときは、「今週はちょっと遅くなりそう」「この日はお迎えお願いしてもいいかな?」など、夫や家族にその都度こまめに伝えるようにしています。特別なことではなく、毎日の生活のなかで自然に交わされるやり取り。そんな風にチームのように連携し合える家族が、私にとってとても心強い存在です。

週末は、子どもたちと犬と一緒にリフレッシュ

休日は、基本的に家族4人(プラス1匹!)で過ごすことが多いです。最近、わが家に犬がやってきて、ますますにぎやかになりました。天気のいい日は運動公園の外周をランニングしたり、みんなで公園へおでかけしたり。この冬は雪が多くてなかなか外遊びができませんでしたが、「今後は犬と一緒にキャンプにも挑戦したいね」と家族で話しています。夫は直近2年半ほど単身赴任でしたが、今は一緒に暮らせるようになり、家族で過ごす時間のありがたみを実感しています。

以前は、休みの日は一人でスポーツに出かけることも多かった夫ですが、2人目の子どもが生まれた頃からでしょうか、家族の時間を何より大切にしてくれるようになりました。夫がいると行動範囲も広がるし、私自身の気分転換にもなる。そういう意味でも、家族みんなで過ごす週末は、私にとって大切なリフレッシュの時間です。

忙しさの中にも自分をいたわる余白をつくる

平日は、家に帰ってからもつい仕事のことが頭をよぎります。たとえば企画書の文面をふと思い出したり、試験勉強のことが気になったり。でも実際に作業ができるわけではないし、無理をすると体に響くこともある。40代に入ってから、そんな“無理のきかなさ”も感じるようになってきました。だからこそ最近は土日にしっかりリフレッシュすることを心が
けています。


特別に自分のための時間をしっかり取れているわけではないのですが、睡眠だけはできるだけきちんと取るように心がけて、あとは“立ち止まる時間をもつ”こと。なかなかうまくいかないときもありますが、そうやって日々の暮らしの中に小さな余白を持つことが、結果的に自分をいたわることにもつながると感じています。

山田亜矢子さんのお仕事はこちら

編集後記

家族との連携を大切にしながら、日々の暮らしや仕事に前向きに向き合う山田さん。無理せず自然体な姿が印象的でした。家庭と仕事、どちらも大切にするスタンスは、決して特別なことではなく“私らしい生き方”として山田さんの中に自然に根づいているのだと感じました。

取材・執筆 石原 藍

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